お好みの具材をミキサーに入れてボタン一つで手軽に作れるスムージー。時間がない朝にとるものとしても人気ですよね。そしてここに発酵食品の力が加わると、さらに体にとっては嬉しい効果があるんです!
今回は、発酵食品を取り入れた目的別の美味しいスムージーレシピをご紹介したいと思います。
スムージーは効率的に栄養素を取り入れられる飲み物
スムージーの良さは、なんといっても簡単に作れることです。野菜や果物を適当な大きさに切って入れ、そこに水分や甘味料などを入れてミキサーのスイッチを入れればすぐに作ることができます。
時間がない朝にもピッタリですし、さらに生の野菜や果物を使ったスムージーは食物酵素がたっぷりと含まれているので、起き抜けの体にも優しいのです。
食材の栄養を丸ごととれるのも良いところです。水溶性で水に溶けてしまうビタミンなども逃さず取り入れられますし、皮ごと使えば皮に含まれる栄養素も残らず摂取できます。
ただし、有機栽培などでないものは農薬が気になるので、よく洗うか皮をむいたほうが良いでしょう。栄養価も高いので、なるべく自然的な環境で作られた食材を使いたいですね。
目的別スムージーレシピをご紹介
それでは、目的別のスムージーレシピをご紹介していきましょう。
1. 太陽が元気になるこれからの季節に 紫外線対策スムージー
【材料(1人分)】
トマト 1個
りんご 1/4個
水 50cc
レモン果汁 レモン1/4個分
甘酒 大さじ1
このスムージーでとれる栄養
紫外線によってダメージを受けた肌では老化を促進させる活性酸素が発生しています。そんな活性酸素に立ち向かうファイトケミカルスをしっかりとれるスムージーです。
強い抗酸化力を持つことで有名なリコピンを含むトマトを丸ごと一個使いました。飲みやすくするために加えたリンゴにも、抗酸化作用を持つ多様な種類のポリフェノールが含まれています。さらにはレモンのビタミンCや甘酒のコウジ酸にも、シミやくすみの原因となるメラニン色素の生成を抑える嬉しい働きがあります。
2. いつまでも若々しく アンチエイジングのスムージー
【材料(1人分)】
にんじん 1/3本
赤パプリカ 1/4個
パイナップル 50g
水 50cc
はちみつ 小さじ1
酒粕 小さじ1
このスムージーでとれる栄養
ビタミンA、C、Eは老化の原因となる活性酸素を打ち消す抗酸化力を持ったビタミン群。これらを総称してビタミンACE(エース)と呼びますが、そのエースがすべて揃ったのがこちらのスムージーです。
緑黄色野菜であるにんじんにはビタミンAが、赤パプリカにはビタミンCとEが豊富です。酒粕に含まれるコウジ酸も美白効果があるので、身体を内側から若々しさをキープしてくれます。酒粕の風味が苦手な人は、甘酒に変えても良いでしょう。
3. お腹を整えて快調に 腸をいたわるスムージー
【材料(1人分)】
バナナ 1本
キウイ 1/2個
水 50cc
酢 小さじ1
はちみつ 小さじ1
豆乳ヨーグルト 大さじ1
このスムージーでとれる栄養
腸に住む善玉菌の活動を後押しし、身体と心を健康に導いてくれるスムージーです。豆乳ヨーグルトには胃酸にも強いとされる植物性乳酸菌が豊富で、バナナやはちみつに含まれるオリゴ糖は腸で善玉菌のエサになってくれます。
酢にも腸の中を酸性にし、悪玉菌の活動を抑えてくれる効果が期待できます。果物の水溶性食物繊維がたっぷりとれるのも嬉しいところです。適度な酸味が目を覚ましてくれますよ。
ということで今回は、目的別のスムージーレシピをご紹介しました。スムージーに使う食材は季節によっても変えていいですし、その組み合わせはまさに無限大! 皆さんも自分なりのオリジナルレシピを作ってみてはいかがでしょうか。