健康や美容に良いと言われる塩麹。
できれば日頃の食事に取り入れたいと思われる方も多いのではないでしょうか。
しかし、料理のレパートリーも多くないし、使い方がわからない。
そんな方におすすめの使い方が、ドレッシングとして塩麹を活用する方法です。
ドレッシングなら、作り置きしておくことも可能です。
サラダなら、用意も簡単。
オリーブオイルやごま油を使ったものから、ノンオイルなど作り方は様々あります。
さらに、ドレッシングは活用次第で肉や魚などメイン料理のソースとして使うこともできます。
そこで、今回は家庭でも簡単にできる塩麹ドレッシングの作り方を解説しましょう。
また、自分で作るのは大変と思われる方には市販で手に入る塩麹ドレッシングもご紹介します。
塩麹の美容・健康効果を取り入れよう
発酵食品である塩麹には、女性に嬉しい効果がたくさんあります。
健康や美容に良いという話はよく耳にするけれど、実際にどのような効果が期待できるのでしょう。
塩麹が持っている効果について確認しておくことで、ドレッシングがいかに有効かお分かりいただけると思います。
塩麹の健康・美容効果
塩麹には、整腸作用があり様々な健康・美容効果があると言われています。
腸内環境が整うことで外敵から体を守る免疫力が上がります。
そして、腸内環境が整うことでお肌の循環を正常化する作用も高まるでしょう。
また、麹菌に含まれるコウジ酸は、シミやソバカスの原因となるメラニンを抑制してくれる作用もあります。
代謝もよくなるのでデトックスが進むようになるでしょう。
体本来のもつ調整力が復活するので不要な脂肪などを排出してくれる作用があります。
塩麹の注意点
塩麹は、健康や美容にとって魅力的な食材です。
しかし、良いことばかりではありません。
摂取の仕方によっては、その効果が失われてしまったり健康の害になることも。
そこで、塩麹の注意点についても確認しておきます。
塩麹の麹菌は熱に弱いという弱点を持っています。
できれば、生のまま召し上がるのが理想的です。
塩麹が体に良いからといって、単体で食べることはおすすめしません。
塩麹の塩分濃度は35%もあるので、他の食材と合わせて食べることが望ましいです。
塩麹ドレッシングのレシピ3選
塩麹は、熱に弱いという弱点をドレッシングとして活用することで補うことが出来ます。
そして、ドレッシングなら日頃の食事によく出しても食べることができるでしょう。
そこで、3種類の塩麹ドレッシングをご紹介します。
作りやすく保存も出来ますので参考にしてみてください。
ノンオイル塩麹ドレッシング
ダイエットなど脂質を気にされている方には、おすすめのノンオイルドレッシング。
作り方も、とっても簡単ですので急に必要な時でも重宝するドレッシングです。
材料
- 塩麹
- 大さじ2
- 味噌
- 100g
- ヨーグルト
- 150g
作り方
- 材料をボールに入れよくかき混ぜる
おすすめの食べ方
サラダにかけるだけでなく、ディップのように演出してみるとおしゃれになります。
意外な方法ですが、お鍋などのつけドレッシングとしても美味しくいただけますよ。
オリーブオイルを使った塩麹ドレッシング
オリーブオイルを使うことでグッと洋食の雰囲気が出ます。
おしゃれに、美味しく、健康になれるドレッシングは幅広く使える優れものです。
材料
- 塩麹
- 大さじ2杯
- 粒マスタード
- 50g
- オリーブオイル
- 150g
- レモン汁
- 30cc
作り方
- オリーブオイル以外の材料をボールに入れよくかき混ぜる
- オリーブオイルを①に少しずつ混ぜながら足していく
おすすめの食べ方
サラダドレッシングとしては、もちろんですがお肉やお魚とも相性抜群です。
特に脂の乗ったサーモンや牛肉には相性が良いでしょう。
和風塩麹ドレッシング
薬膳料理にも取り入れやすいドレッシングです。
特に、冷え性や体のむくみに悩まれている方にはおすすめです。
材料
- 塩麹
- 大さじ2杯
- 酢
- 100g
- 醤油
- 50g
- 砂糖
- 50g
- ごま油
- 100g
- 玉ねぎ
- 1/4個
- ニンニク
- 1片
作り方
- 塩麹、酢、砂糖をボールでよくかき混ぜる
- 玉ねぎとニンニクを①にすり下ろして混ぜる
- ごま油を②に少しずつ足し混ぜる
おすすめの食べ方
カロリーなどが気になる方には、豚のしゃぶしゃぶのソースとしても良いでしょう。
また、ちょっと多めに作って揚げたナスやカボチャを漬けて南蛮漬けのようにしても美味しいですよ。
ドレッシングを作って一日置くと、酸味がまろやかになって食べやすくなります。
塩麹ドレッシングのアレンジレシピ
次は、ちょっと変わった塩麹ドレッシングのアレンジレシピもご紹介したいと思います。
せっかくですので、おしゃれにプロのお店でも出せる簡単レシピをご紹介。
イタリアンには「ケッカソース」という、とってもヘルシーで美味しいドレッシングソースがあります。
作り方は、とっても簡単ですがおしゃれで見栄えも良いです。
ホームパーティーやおしゃれな食卓にしたい日などに試してみてください。
材料
- ミニトマト
- 適量
- 塩麹
- 適量
- バジル
- 適量
- 胡椒
- 適量
- オリーブオイル
- 適量
作り方
- ミニトマトを半分から1/4にカットする
- ボールに①とオリーブオイル以外の材料を入れ軽く混ぜる
- オリーブオイルを②に絡めるように混ぜ完成。
おすすめの食べ方
揚げ物のソースや添え物として活用すると美味しく食べることが出来ます。
また、モッツァレラチーズを入れてカプレーゼのように食べても、おしゃれで美味しい前菜になるでしょう。
塩麹を使った市販のおすすめドレッシング5選
塩麹ドレッシングを自分で作る自信がないという方もいるかもしれません。
でも、安心してください。
市販でも美味しい塩麹ドレッシングがあります。
しかし、ドレッシングは種類が多くて選べないという悩みも。
そこで、市販でも安心しておすすめできるドレッシングを5つご紹介しましょう。
原材料が安心できて味も楽しめそうなドレッシングを選んでみました。
れもんと塩麹のドレッシング
サラダだけでなく、牛タンや焼肉にも活用できるドレッシング。
材料にこだわり、バランスの取れたドレッシングです。
玉ねぎ塩麹ドレッシング
醤油ベースのドレッシングです。
化学調味料を使用していないので安心して使用できるでしょう。
かま屋・塩麹ドレッシング
塩麹を純粋に味わいたい方におすすめ。
醤油が入っていないので、塩麹の風味がより感じられるドレッシングです。
百年蔵の塩麹ドレッシング
蜂蜜、オリーブオイル、バジルが材料に使われています。
洋風な味わいを求めている方には、おすすめの塩麹ドレッシングです。
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塩麹ドレッシングで美味しく楽しい食卓に
今回は、塩麹を使った手作りドレッシングのレシピと市販でも購入できる塩麹ドレッシングをご紹介しました。
塩麹は、塩分が強いので単体で食べるよりは調味料として活用した方が良いでしょう。
そして、塩麹は熱に弱いという注意点もあります。
そこで、ドレッシングなら加熱もする必要がなく調理方法も比較的簡単ですのでおすすめです。
また、肉や魚のソースや南蛮漬けとしても広く活用できます。
ご紹介したレシピや市販ドレッシングが、お役に立つようであれば嬉しいです。