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味噌汁に卵を入れてちょっと贅沢に!「落とし卵の味噌汁」と「かき卵の味噌汁」レシピ

執筆者 山形ゆかり | 更新日:2023.10.20
味噌汁に卵を入れてちょっと贅沢に!「落とし卵の味噌汁」と「かき卵の味噌汁」レシピ

「いつもの味噌汁を少し贅沢に味わいたい!」
「栄養豊富で簡単にできる味噌汁のアレンジはないかしら……」
そんな風に思われている方も多いのでは。

この記事では、3人子育て中のママ薬剤師・薬膳アドバイザーが、味噌汁に卵を加えることで、少し贅沢に味噌汁を味わえる方法をご紹介します。

3人の子供たちは味噌汁が大好き。ある日の朝、いつもの味噌汁を作ることに決めましたが、今日は何か特別なことをして、子供たちを驚かせようと思いました。子供たちにとって、朝食は一日を元気にスタートするためのエネルギー源なので、とても重要です。

思いついたのは、落とし卵の味噌汁。
卵を割って、だしの中に入れる瞬間、子供たちは興奮し、期待に胸を膨らませていました。だしの香りが部屋中に広がり、それだけで幸せな気分に。

卵がふんわりと広がり、味噌汁の中に広がります。
子供たちの顔にはしあわせそうな表情が広がりました。あつあつの味噌汁を、ふーふーと冷ましながら食べている姿が微笑ましく、ママの心も温まりましたよ。

少しの工夫ですが、贅沢な味噌汁が、その日を特別なものにしてくれたと思います。

この記事では、そんな少し贅沢感を味わえる「落とし卵の味噌汁」と「かき卵の味噌汁」のレシピをご紹介します。卵を落とすベストなタイミングやコツについてもご説明しますね。

ふんわり落とし卵の味噌汁レシピ

ふんわり落とし卵の味噌汁レシピ

落とし卵の味噌汁は、卵を優しく入れて火を通した温かなスープです。以下にそのレシピをご紹介します。

【材料】(2人分)

出し汁
400ml
絹ごし豆腐
100g
お好みの野菜
適量
2個
味噌
小さじ2
青ねぎ(小口切り)
2g

【作り方】

  1. 小鍋にだし汁を入れ、中火で温めます。
  2. 絹ごし豆腐、お好みの野菜を食べやすい大きさに切ります。
  3. 2を小鍋に加え、野菜に火が通るまで中火で加熱します。
  4. 味噌を加え、溶かします。
  5. 弱火で加熱した状態で、別皿に割った卵を静かに鍋に入れます。
  6. 卵が固まるまで、2分程度弱火で加熱します。
  7. 最後に小ねぎを加え、火を止めます。
  8. 器に盛り付け、できあがりです。

ふんわり落とし卵のお味噌汁を作る際のコツ

落とし卵のお味噌汁の卵をふんわり作るには、以下のようなコツを守ると簡単ですよ。

  • 味噌を入れる順番が重要です。まず、だしを沸かした後に味噌を入れ、その後に卵を入れて弱火で加温します。この順番で加熱することで、ふんわりとした卵にできあがります。
  • 卵を入れる際は、鍋の中で卵が触れ合わないように注意しましょう。卵を割り入れる前に別皿に割ってから鍋に移し替えることで、卵の形を保ちながら入れることができます。
  • 弱火での加熱がポイントです。卵を入れた後は弱火で2分程度加熱しましょう。強火にすると卵が固まりすぎてしまうため、ふんわりとした卵に仕上げるためには弱火が適切です。
  • 一人分のみそ汁(200cc以下)ではふんわりしにくいので、多めに作る方がいいでしょう。必要に応じて材料を調整してください。

ふわふわかき卵の味噌汁レシピ

ふわふわかき卵の味噌汁レシピ

かき卵の味噌汁は、ふんわりとした卵の食感が楽しいスープです。以下にそのレシピをご紹介しましょう。

【材料】(2人分)

味噌
大さじ2
出し汁
400ml
2個
青ねぎ(みじん切り)
適量
醤油
お好みで調整

【手順】

  1. 鍋にだし汁を入れ、中火にかける。
  2. だし汁が温かくなったら、味噌を溶かし込む。
  3. 卵を割り入れ、かき混ぜながらゆっくり加熱する。
  4. 卵がふんわりと固まり始めたら、火を止める。
  5. 青ねぎと醤油で味を調える。

ふわふわかき卵の味噌汁のコツ

かき卵味噌汁の卵をふわふわに仕上げるコツをご紹介します。

  • 溶き卵を回し入れたら固まるまで触らないようにします。
  • 味噌汁を沸騰させないように弱火で加熱しましょう。
  • 一人分のみそ汁(200cc以下)ではふんわりしにくいので、多めに作る方がいいでしょう。

​​かきたま汁の更なる魅力!特色のある具材と味付け

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かきたま汁の具材や味付けには、地域によって特色のあるものがあります。

例えば、広島県ではかきたま汁にコノシロやチヌ、アジ、イワシなどの魚が主に使用されます。この魚介類を使ったかきたま汁は、広島独自の風味を持っていますよ。

味付けについても、広島県のかきたま汁では、焼いてすりつぶしたコノシロを使い、焼き味噌を加え、魚の骨を煮出した汁でのばして作る独特の料理スタイルが特徴です。

また、愛媛県では鯛もかきたま汁に加えられ、独自のかきたま汁が楽しまれています。

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しかし、いつも同じような味噌汁では飽きることもあるかもしれません。そんなときには、この記事でご紹介した卵を使った味噌汁のアレンジがおすすめですよ。

卵を使うことで、味噌汁にふんわりとした食感や豊かな風味を加えることができます。

さらに、卵を使った味噌汁のアレンジは無限大です。具材や調味料を工夫して、自分好みの味を探してみましょう。ふんわりとした卵の食感と、味噌汁の優しい風味が絶妙に組み合わさった一杯は、幸せな気分になること間違いなしです。

卵を使った味噌汁を試して、いつもの食事をちょっと贅沢に楽しんでみてくださいね。

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執筆者
山形ゆかり

薬剤師・薬膳アドバイザー・フードコーディネーター。発酵あんことキムチが大好き、三児の母です。 薬剤師として総合病院で勤務する際に、糖尿病病棟を担当。食の大切さ・楽しさを深く感じ、食に関する資格を取得しました。現在は健康・美容に関するレシピ提案や撮影・執筆活動など、フリーランスにて活動しております。子供たちと気軽にできる発酵料理を日々研究中!

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監修

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圓尾和紀(まるお・かずき)

管理栄養士。静岡県立大学で修士号を取得後、管理栄養士として総合病院に勤務。現在は独立し、日本の伝統食とファスティングの良さを伝える活動に携わる。メディア出演多数、著書 『一日の終わりに地味だけど「ほっとする」食べ方』(2017年)。

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