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代表的な発酵食品「ワイン」

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ワイン

ワインの起源は極めて古く、紀元前6000年頃にメソポタミアのシュメール人により初めてワインが作られたと言われています。その後ワインは、エジプトやシリアにも伝わり、エジプトでは紀元前3000年頃からワイン作りが始まりました。神への捧げもの、王宮での貴重な飲み物として次第にその生産量を増し、さらに高い航海技術を持ったフェニキア人の手によって地中海の各地にワインが伝わりました。特にギリシア人はワイン醸造の技術を大きく発展させると共に、ワインを宗教的儀式に使い、貿易品としてもさかんに利用していたと言われます。

発酵食品「赤ワイン」の魅力的な効果

赤ワインはブドウを丸ごと発酵させるため、果皮や種子に含まれているタンニン、アントシアニン、カテキン、フラボノイドなどが溶け出します。これらの成分を総称してポリフェノールといいます。

ポリフェノールが注目されるきっかけとなったのがフレンチ・パラドックス。フランス人は脂肪分の多い食事をしているにもかかわらず、心臓疾患による死亡率が低いという現象を赤ワインを飲む習慣と関連づけた学説です。ポリフェノールには活性酸素を取り去る働き(抗酸化作用)があり、動脈硬化、脳血栓、心臓の疾患、アンチエイジングに有効です。また適量の赤ワインを毎日飲んでいる人は、認知症やアルツハイマー病の発生率が低いとの報告もあります。

発酵食品「白ワイン」の魅力的な効果

一方、白ワインにはポリフェノールは少ししか含まれていませんが、リンゴ酸や酒石酸などの有機酸が多く含まれ酸性度が高いため、殺菌作用があるとされています。刺身などの生ものを食べるときに白ワインを一緒に摂ることで、食中毒を防ぐ効果があるとされています。

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