酒粕を買ったり貰ったりしたときに、ついつい余らせてしまうことってありませんか? 最初は「粕汁」や「甘酒」、はたまた肉や魚を漬けるなどして使っていても、毎回となると飽きてしまいますよね……。そんなときは、酒粕醤油がおすすめですよ。
使い道が一気に広がる!
酒粕って味があまりないので、そのまま食べることが難しいんですよね。だからどうしても汁物とか魚肉を漬けるのに使ったりとワンパターンになりがち……。でも、酒粕醤油にすると調味料として様々な料理に使うことができるようになります。例えば、和え物やチャーハンなど。醤油のような感覚で使うことができるので、酒粕そのものよりも圧倒的に使い道が多くなりますよ。
発酵食品の良さをそのまま体内に摂り入れられる
酒粕醤油は、酒粕と醤油を混ぜるだけの簡単な調味料です。なので、使う料理によっては酒粕を生のまま摂ることができるんですよね。あなたもご存知かもしれませんが、発酵食品って加熱しないほうがいいんですよ。乳酸菌や麹菌・酵素などは熱に弱いので。だから効果を最大限に得たいなら生のまま食べることが大事になります。酒粕醤油にすれば、生で食べにくかった酒粕も食べられるようになるので嬉しいですよね。
気になる「酒粕醤油」の作り方は?
【材料】
・酒粕
・醤油
【作り方】
1. ブレンダーに酒粕と醤油を入れる
(分量は、酒粕1:醤油1の割合で)
2. ブレンダーでしっかり混ぜたら完成!
保存するときは、熱湯消毒した瓶に移しかえて冷蔵庫へ。3ヶ月くらいを目安に使い切るようにしてくださいね。もしも、分量を少なめに作りたいときはブレンダーよりも「すり鉢」を使うといいでしょう。私は少量の酒粕醤油を作るときにブレンダーを使ったんですが、全然混ざりませんでした……。やはり、手軽さを考えるとブレンダーで大量に作っておいて保存したほうがいいかもしれません。
酒粕醤油のおすすめの食べ方とは
酒粕醤油は、基本醤油と同じような感覚で使うことができます。例えば、唐揚げ用のお肉を漬けるのに使ったりとか。お肉も柔らかくなって美味しいですしね。でも私は「納豆にかける」、これが一番おすすめ!
納豆に酒粕醤油をかけて脳梗塞予防!
納豆に酒粕醤油をかけると、美味しいだけでなく一気に3種類も発酵食品を食べることができます。ちょっと、お得感がありますよね。しかも、酒粕には体内で血栓を溶かす酵素(ウロキナーゼ)が作られるのを助ける働きがあるんですよ。だから、体内にもとからある酵素+納豆のナットウキナーゼ(血栓を溶かす成分)のおかげで、血液をサラサラにする効果をより高めることができるんです。血栓が一番できやすいのは寝ているときなので、夜に食べるともっと良いですよ!
まとめ
酒粕醤油は美味しいだけでなく、減塩効果も。というのも、酒粕のまろやかさや旨味が、醤油の塩分にプラスされるんですよね。だから使う量が自然と少なくなるんです。ついつい醤油を使いすぎてしまう……そんなときは酒粕醤油を使ってみてはどうでしょう。減塩にもなりますし、酒粕や醤油だけでは味わえない美味しさも感じることができますよ。