お正月も終わって、気づけばおせちの残りを一人で仕方なく、つまんでいませんか?
食べたいわけでもないけれど、「ただ何となく……」「捨てるものもったいないし……」という方、それ要注意‼ 知らず知らずのうちに、「残り物太り」しちゃっているかもしれませんよ。
今日は残ったおせちと発酵食品を組み合わせて、代謝を促す美味しい料理方法をお伝えします。
代謝UPには「幸せ」を感じて食べることがポイント!
「残り物」=「食べたい物」ではないはず……「食べたい」と感じるお料理やスイーツなどを食することで、脳内に幸せを感じるホルモンが分泌され、「幸せ」な気分になります。そうなることで消化、吸収で消費するエネルギー量が増え、代謝アップにつながるのです。食べた物を効率よく消化、吸収しエネルギーに変換すれば太りませんよね。
残り物を仕方なく不幸せに食べていると、太る一方かもしれません……。食事やスイーツを食べる際など、「太るかも……」と罪悪感をもって食べるのもNGです。ネガティブになることでエネルギー代謝が落ちてしまいます。
メンタルの影響ってとっても大きいんです。食事は楽しく美味しく食べることが、太らない秘訣ですよ。
ビタミン、ミネラルを摂ることがデブ防止に!
おせち料理は日持ちさせるために、砂糖を沢山使用します。甘い味付けのものが多いですよね。おせちの残り物で一番多いと言われる「黒豆」もその一つ。他にも、お正月に残りがちなのがお餅です。
実は砂糖もお餅も同じ糖質が多い食品にあたります(ただし砂糖とお餅では栄養価の質は異なります)。この糖質が消化、吸収、分解されエネルギー源として活躍するためには、ビタミンB1、B2、ナイアシンといったビタミンB群が必要になります。
ビタミンB群が豊富に含まれている食物には、甘酒や塩麴などがあります。
他にもぬか味噌には、ビタミンB群をはじめとするビタミン類やマグネシウムやマンガンなどのミネラル類が含まれています。ぬか味噌に野菜を漬け込むと漬け込んだ野菜に栄養が吸収されるので、ぬか漬けを食べてもビタミンB群を摂り入れられますよ。
発酵食品のビタミンやミネラルなどの栄養素は、発酵の過程で体内に吸収されやすくなっているからいいですよね。吸収されずに排出されてしまってはもったいないですから。
また、ビタミンは、ミネラルがないと働いてくれません。栄養素は相乗効果で効率よく働いているのです。発酵食品は、ビタミン、ミネラルなどの多くの栄養素を摂ることができるので、糖質が効率よくエネルギーに変換されます。食べなきゃもったいないですよね。
残ったおせちも発酵食品で美味しく変身させて、家族やパーティーメニューとして取り入れましょう!
◆黒豆のスコーン(4個分)
※トースターを使用します。
【材料】
ホットケーキミックス 100g
甘酒 大さじ1
牛乳 40㏄
コーン 大さじ1
ミニトマト 2個
黒豆 大さじ2
【作り方】
1:ミニトマトを1/8にカットする。
2:ホットケーキミックスに甘酒、牛乳を合わせ手でこねる。
3:コーン、ミニトマト、黒豆を埋め込むように合わせ、長方形にする。
三角形にカットし、クッキングシートを敷いた鉄板に並べる。
4:温めておいたトースターでアルミホイルをかけて15分焼く。アルミホイルを外し2~3分焼く。
◆彩餅の前菜(12個分)
※トースターを使用します。
【材料】
油揚げ 1枚
切り餅 3個
4種のトッピング(おうちにある発酵食品を組み合わせてもOKです)
A.キムチ お好みの量
B.人参ぬか漬け お好みの量
C.塩麴 お好みの量
青のり 適量
D.ピザミックスチーズ 小さじ1
ケチャップ 小さじ1/2
パセリ粉 適量
【作り方】
1:油揚げを3方向をカットし開き、1/12等分に切る。
トースターの鉄板にクッキングシートをひき、油揚げを並べる。
2:切り餅を4等分に切り、油揚げにのせる。
3:A~Dの4つのトッピングからお好きなトッピングを選ぶ。
トッピング別の仕上げ方
A…トッピングしやすいサイズにカットしておく。
トースターにて7、8分お餅を焼き、
焼き上がったら、盛り付けの際にお餅の上にトッピングする。
B…すりおろしておく。
トースターにて7、8分お餅を焼き、
焼き上がったら、盛り付けの際にお餅の上にトッピングする。
C…トースターにて7、8分お餅を焼き、
焼き上がったら、盛り付けの際にお餅の上にそのままトッピングする。
D…ケチャップとチーズはお餅の上にのせて、7~8分焼き、
パセリは盛り付けの際にお餅の上にトッピングする。
いかがでしたか?
おせちの残り物に黒豆とお餅があったら是非チャレンジしてみてくださいね!