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酵素ファスティングのやり方|16時間・3日間・1週間の期間ごとにご紹介

執筆者 中山直紀 | 2023.8.25

美容やダイエットを意識されている方なら、ファスティングという方法を耳にされたことがある方も多いかと思います。

ファスティングには、色々な方法や期間があります。
しかし、自己流で行うことで誤ったファスティングになってしまうかもしれません。
また、単に食事を抜くような方法では、トラブルや逆効果になることもあります。

やはり、安全で効果が期待できる方法が良いですよね。

そこで、ファスティングの中でも酵素ドリンクを使った酵素ファスティングという方法をご紹介します。
さらに、酵素ファスティングの期間別の難易度や効果についても説明します。

酵素ファスティングとは?

酵素ファスティング

まず、酵素ファスティングとはどういったものかをご説明しましょう。
ファスティング自体は、食事を抜く行為と捉えられている方もいるかもしれません。

しかし、酵素ファスティングの目的は、食事を制限することで内臓を休めさせることです。
そして、エネルギーを体の回復に集中させる方法です。
ファスティングというネーミングからも「体内の初期化」というニュアンスが近いでしょう。

体の持っている本来の健康や、自然回復力を取り戻していきます。
さらに、酵素ファスティングで得られるメリットは、次のようなことが期待できます。

  • 美肌効果
  • 整腸効果
  • 良質な睡眠
  • ダイエット
  • デトックス効果
  • アンチエイジング効果

しかし、断食期間によって栄養不足が進み、体力や筋力も落ちてしまいます。
つまり、食事を抜く酵素ファスティングは体にとって厳しい状態だということです。

そこで、酵素ドリンクを活用してみましょう。
酵素ドリンクとは、生の野菜や果物をじっくりと発酵・熟成させた液体のことです。

固形物は食べないで酵素ドリンクで栄養補給をする方法が酵素ファスティングです。
酵素ファスティングを行っている間は、水と酵素ドリンクのみを摂取します。
ジュースやカフェイン飲料、お酒などは摂取しません。

特徴としては、水だけのファスティングと比べると空腹時の辛さを軽減できます。
そして、断食中の必要最低限の糖質や栄養を補給することもできます。

また、酵素ドリンクは食物繊維も含みます。
そのため、腸内菌の活性化にも役に立つことを知っておくと良いかもしれません。

ファスティングは精神安定にも良い

ファスティングは精神安定にも良い

ファスティングは、近年作られた言葉です。
ダイエットブームに乗って広まった傾向があります。

しかし、食事を取らないという方法は、太古の昔から医療や宗教行為として行われてきました。
広く世界的にも行われてきた健康療法だったことはご存知でしょうか?

そして、多くの宗教の修行としても断食は、取り入れられています。
これは、主に精神的な安定や瞑想の強化が目的なのでしょう。

イスラム教などは今でも厳密な断食を行っている宗派もあるようです。
その他にも、多くの宗教家や有名人も断食をしたという記録が残っています。

名前宗派・職業断食期間
エジソン発明家21日間
ガンジー平和活動家21日間
二宮尊徳農政家9日間
キリストキリスト教40日間
モーセ指導者40日間
釈迦仏教60日間

また、西洋医学の父と言われるヒポクラテスは、

「満腹が原因の病気は断食で治る」
「月に一度断食をすれば病気にならない」

など格言を残しています。
日本では、心身症の治療として断食療法が行われています。

このように、ファスティングは療法としての作用も期待できると知っておいてください。
ファスティングは、長い歴史の中でも効果がある行為ということです。

しかし、正しい知識とやり方で行わないと思った結果を得ることができません。
ここからは、酵素ファスティングの効果や、正しいやり方について説明していきます。

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酵素ファスティングの美容効果

酵素ファスティングの美容効果

酵素ファスティングの大きな目的は、体の初期化です。
しかし、やはり求めることは美容やダイエットではないでしょうか。

そこで、酵素ファスティングを行うことで期待できる美容効果をご紹介しておきます。

美肌効果

酵素ファスティングを行うことで、内臓がデトックスに集中できるようになります。
その結果、体内の毒素や有害物質を体外に排出できます。

体内が綺麗になることでエネルギーが、スムーズに流れるようになります。
栄養も吸収力が上がり肌に行き届くようになります。

そして、古い角質を落とし、新しい肌を作るサイクルがよくなることでしょう。
結果として、お肌の代謝が良くなりターンオーバーが正常化につながります。

しかし、ファスティングを始めたばかりの時には一時的に肌荒れが出る場合があります。
理由は、デトックスが進むので体に溜まった毒素が一度に出る場合があるからです。

その場合は、慌てないで少し様子を見るようにしてください。
ただし、あまり症状が強い場合は酵素ファスティングを中止したり病院に相談をするなどの対応をしましょう。

便通がよくなり、ぽっこりお腹がスッキリ

酵素ファスティングをすることで便通が良くなります。
固形物を取らないので、消化器官に休息を取らせることができます。

しかし、腸内環境をよくするためには腸内細菌の栄養である食物繊維や酵素が必要。
酵素ドリンクには、腸内細菌が元気になる栄養が詰まっています。

そのため、酵素ドリンクでファスティングを行うことで効果をあげてくれることでしょう。

腸は、排泄に集中でき、腸内に溜まっていた宿便や毒素を排出できます。
便通が良くなり、腸に余分な便がなくなればウェスト周りもスッキリとしてシルエットもよくなるかもしれません。

アンチエイジング効果

酵素ファスティングをすることで、睡眠の質も上がると言われています。
睡眠は、健康だけでなく美容にとっても、とても大切なことはご存知でしょう。

そして、良質な睡眠を取ることで、ホルモンや自律神経が整ってきます。
精神の安定は、リラックス効果やストレス耐性の強化作用が期待できます。

また、睡眠時には体の老化を回復させる成長ホルモンが多く分泌されます。
実は、成長ホルモンの作用は次のようなものがあります。

  • 骨密度をあげる
  • シワを減らす
  • 肌のハリを出す
  • 臓器の修復

良質の睡眠から、このような効果が期待できるでしょう。
酵素ファスティングは心も体も綺麗にしてくれる方法といえます。

ダイエット効果

ダイエット効果は、酵素ファスティングをする方にとって、大きな魅力でしょう。
しかし、食べないから痩せるという単純なことだけではないのです。

断食中は、栄養補給がされません。
そのため、不足しているエネルギーを体に蓄積している脂肪から作り出すようになります。

さらに、内臓を休めることで、体内の毒素を排出していきます。
体内が綺麗になることで、リンパの流れもよくなるでしょう。

しかし、注意点としては体が正常化して脂肪を分解し出すには2日以上必要ということです。
そのため、脂肪を落としたいという方は3日間以上のファスティングをおすすめします。

ただし、個人差があるので初日から体重が落ちるという人もいることは、ご理解いただけると幸いです。

あなたにぴったりな酵素ファスティングのやり方は?

酵素ファスティングのやり方

酵素ファスティングは、色々なスケジュールでトライすることができます。
目的や経験値によって、スケジュールが決まってくることを知っておいてください。

自分に合ったファスティングをすることで期待した効果を得やすくなるでしょう。
また、断食期間によっては、準備食や回復食が必要になります。

準備食や回復食の期間は断食期間と同じくらいが良いとされています。
しかし、その時の体調に合わせてその期間は調整してください。

酵素ファスティングスケジュール別難易度評

目的断食期間難易度向いている人
体の疲れを取る16時間ファスティング初心者
食事を抜くことに不安がまだある方。
肌荒れを整える1日☆☆ファスティング初心者
食事を抜くことへ少し慣れた方
体の変化を感じてみたい方
腸内環境の改善2日☆☆
回復食が必要
ファスティング中級者
土日など休日を使ってトライしてみたい方
ダイエット
睡眠の質向上
体質改善
3日☆☆☆
準備食・回復食が必要
ファスティング中級者
本格的なファスティングを行い方
効果もしっかりと実感したい方
5日☆☆☆☆
準備食・回復食が必要
ファスティング上級者
専門的な知識もついてきた方
複数回ファスティングを行ったことがある方
精神・体質の改善
瞑想効果
7日以上☆☆☆☆☆
専門的なサポートが必要
ファスティング超上級者
専門的な知識と複数回の経験者
専門スタッフや機関のサポートが必要

しかし、目的や効果ばかりを求めてしまうと、思わぬトラブルになってしまうケースもあります。

どのようなことに気をつけてスケジュールを決めていけば良いかのポイントをお伝えしておきましょう。

自分に合わせたスケージュール

いくら体にとって良いことだといえ今の生活に負担がかかりすぎてはいけません。
また、食事を取らないことに抵抗や不安があるようなら短い期間から始めましょう。

自分の気持ちと生活リズムを確認した上で、どのタイプの酵素ファスティングを行うかを決めることが成功への近道です。

もう一度やりたいと思える

酵素ファスティングは、きちんと行えば一度でも効果が実感できるでしょう。

また、酵素ファスティングは一定期間で複数回行っていく方が良いとされています。
酵素ファスティングが終わった時に、またやりたいと思えるくらいが理想的です。

そのため、ある程度のスパンでまた取り組めるスケジュールを選ぶことが大切かもしれません。

反対に、大きな効果を期待しすぎていきなり負担の大きな期間で行うことはおすすめしません。
本来の健康で美しい体を取り戻すために、焦りは禁物ということです。

酵素ファスティングのやり方【16時間から1日の場合】

16時間酵素ファスティング

16時間から1日で行う酵素ファスティングは、初心者向けの酵素ファスティングといえます。
あまり細かく準備したり気をつける点は少ないでしょう。
スケジュールを無理に調整しなくてもできるので気軽にできると思います。

16時間酵素ファスティング

まず、16時間ファスティングの場合は、夕食か朝食を抜くことで行えます。
特に準備食や回復食を行うことも必要ないでしょう。

おすすめ準備食避けた方が良いものおすすめ回復食避けた方が良いもの
いつもの食事の
7割程度が良い
油物
焼き物
酒類
高糖質なもの
お菓子
大量の炭水化物
消化の負担に
ならない程度の食事
油物
焼き物
酒類
高糖質なもの
お菓子
大量の炭水化物

1日酵素ファスティング

次に、1日ファスティングの場合、ファスティング前後の食事を少し気にすると良いでしょう。
といっても、消化に負担がかからないものを意識するくらいで大丈夫です。

おすすめ準備食避けた方が良いものおすすめ回復食避けた方が良いもの
野菜を中心に
炭水化物を少し減らした食事
油物
焼き物
酒類
高糖質なもの
お菓子
大量の炭水化物
インスタント食品
腹八分目くらいの食事

消化に良いものを選ぶ

油物
焼き物
酒類
高糖質なもの
お菓子
大量の炭水化物
パン・パスタ
糖分の高い果物

酵素ファスティングのやり方【3日間の場合】

3日酵素ファスティング

3日酵素ファスティングは、酵素ファスティングの基準とされる期間です。
得られる効果も実感しやすいでしょう。

安全性からみても個人で取り組める期間としてはおすすめです。
準備期間と回復期間は、それぞれ同じくらいの期間をとります。

全体の期間としては、トータルで9日前後が必要になるでしょう。

ひと月に1回から2回くらいを目安で行うと体への負担も少なく行えます。
2日間と5日間は、3日酵素ファスティングの方法を基準に行えば良いです。

ただし、5日酵素ファスティングは、個人で行う期間ではかなり負担が増えます。
体調の管理や変化には、十分注意するようにしてください。

おすすめ準備食避けた方が良いものおすすめ回復食避けた方が良いもの
野菜サラダ
酢の物
発酵食品
芋類・豆類
味噌汁
生食
煮物
蜂蜜
油物
焼き物
酒類
高糖質なもの
お菓子
大量の炭水化物
インスタント食品
だし汁
味噌汁
煮物(根菜類)
茹で野菜
芋・豆類
湯豆腐
おかゆ(後半)
甘酒(後半)
油物
焼き物
酒類
高糖質なもの
お菓子
大量の炭水化物
パン・パスタ
糖分の高い果物

酵素ファスティングのやり方【1週間の場合】

1週間酵素ファスティング

酵素ファスティングを1週間以上(7日)行う場合には専門のサポートや機関を活用することをおすすめします。

1週間以上の酵素ファスティングとなると、前後期間を含めると21日以上かかります。
つまり、約1ヶ月間近く酵素ファスティングをすることを確認しておいてください。

準備食や回復食の準備から、断食中の体調管理などを一人で行うことは難しいです。
また、断食中の体調不良に対するサポートや専門的な判断は素人がするにはハードルが高いでしょう。

もしかしたら、一人で動けないという状況も起こるかもしれません。
そして、極度の飢餓状態の時に食べる回復食もより高度な栄養知識が必要となります。

仮に、1週間以上の酵素ファスティングを専門機関で行うにしても、3日以上の酵素ファスティングの経験はしておきましょう。

おすすめ準備食避けた方が良いものおすすめ回復食避けた方が良いもの
野菜サラダ
酢の物
発酵食品
芋類・豆類
味噌汁
生食
煮物
蜂蜜
油物
焼き物
酒類
高糖質なもの
お菓子
大量の炭水化物
インスタント食品
アレルギー食品
だし汁
味噌汁
煮物(根菜類)
茹で野菜
芋・豆類
湯豆腐
おかゆ(後半)
甘酒(後半)
油物
焼き物
酒類
高糖質なもの
お菓子
大量の炭水化物
パン・パスタ
糖分の高い果物
アレルギー食品

リバウンドを防ぐ準備食・回復食の大切さ

準備食・回復食の大切さ

酵素ファスティングを行うときに、断食前後に準備期間と回復期間をもうけます。
そして、それぞれの期間で食べる食事を「準備食」「回復食」と言います。

実は、この前後の食事がファスティングの成功のポイントになることも多いのです。
準備食と回復食、それぞれの役割と注意点について説明していきましょう。

準備食の役割

準備食とは、断食が始まる前まで食べる食事のことです。
期間としては、断食をする期間と同程度が望ましいでしょう。

しかし、食事を抜くことが怖いという方は少し長めに設定しても良いです。
特に、断食期間が3日以上の長くなる酵素ファスティングの場合はメンタルも大切です。

ただ、準備食でカロリーの高いものを食べていては断食中の空腹感が強くなることがあります。
できるだけ、消化に良いものや腸内細菌の栄養になる食物繊維や発酵食品が良いでしょう。

そして、可能であるならマルチミネラルやビタミンなどのサプリメントなども活用しても良いかもしれません。

気持ちよく断食に突入できる導入として上手に準備食を活用していきましょう。

回復食の役割

断食後の食事を回復食と言います。
回復食も、断食期間と同程度取ることが望ましいでしょう。

そして、回復食は酵素ファスティングの中でも最も大切だと私は思っています。
理由は、酵素ファスティング後の体質を左右するといっても過言では無いからです。

特に、断食終了後に食べる1食目は注意が必要です。
断食後は、体内が綺麗になっている反面、デトックスや修復作業で体はヘトヘトです。

体も早く栄養補給をしたいと待ち構えています。
そこで、いきなり消化が悪い食べ物や高糖質のものを取ることはかなりの負担になります。

やはり、回復食は消化に負担がかからないスープや野菜類が良いでしょう。

注意すべき回復食

回復食が大切であると言いましたが、世の中に出回っている情報で注意が必要なものがあります。

先程、回復食には消化に負担がかからないものが良いとお伝えしました。
パッと思いつくものに、「おかゆ(おもゆ)」や「甘酒」などがイメージしやすいかもしれません。

また、多くの情報サイトでも紹介されています。

しかし、回復食の1食目から2食目では避けた方が良いでしょう。

理由は、「おかゆ」や「甘酒」は確かに消化は良いのですが糖質の塊だからです。
私自身の経験もありますが、回復食でこれらを早い段階で食べるとかなり体調が悪くなります。
飢餓状態の時にいきなり高糖質の食事をすることで急性低血糖症になってしまうからでしょう。

酵素ファスティングで体が綺麗になったからこそ、体の反応も敏感になっています。

結論として、「おかゆ」や「甘酒」は回復食でも後半で取ることが望ましいということです。
期間が長いほど初めの回復食は、スープや柔らかい野菜などを選ぶようにしましょう。

酵素ファスティングを行う上での注意点

ここ注目

酵素ファスティングを行っている期間中は、内臓が回復していきます。
しかし、内臓を休めているとは言え、栄養補給を絶っています。

つまり、体力は下がり続けているということです。
いつも通りの生活をしていると思わぬトラブルになる事もありますので注意してください。

以下に、酵素ファスティング中に注意したいことについてまとめました。

激しい運動は避ける

適度な軽い運動は、血流やリンパの流れをよくしてくれるので推奨されています。
また、空腹感の軽減の助けにもなるでしょう。
しかし、軽い運動でも、普段の7割程度にすることが望ましいでしょう。

注意点としては、筋トレや息が上がるような激しい運動は避けることです。
おすすめの運動としては、ストレッチやヨガ・ウォーキングなどが良いでしょう。

いきなり断食しない

時間がないからと、いきなり断食を始めてしまう方がいるかもしれません。
しかし、体の準備が整わないまま、長期間の断食は体への負担が大きいです。

さらに、断食明けの過食につながる可能性も高くなるでしょう。
酵素ファスティングは、単に食事を抜くだけのカロリーダイエットとは違います。

体内の回復とデトックスで浄化を促していく作業です。
断食の前後も含めての酵素ファスティングということを意識されると良いかもしれません。

水分や酵素ドリンクをしっかりと取る

酵素ファスティングの断食中に取ることができるものは、水と酵素ドリンクだけになります。
体内の解毒と回復が進む中で、予想以上に水分と栄養が消費されていきます。

そのため、喉が渇いていなくても、定期的に水分と酵素ドリンクの補給を心がけましょう。

しかし、しっかりと水分補給をしていても脱水状態になることもあります。
予想外の不調の時には、我慢せずに酵素ファスティングを中止したり医療機関への受診をするようにしてください。

回復食を大切にする

酵素ファスティングの断食明けは、開放感が予想以上にあります。
気持ちが緩んで、食べたいものを用意してしまうかもしれません。

しかし、断食明けは体質改善のゴールデンタイムでもあります。
適切な回復食を取ることでリバウンドしにくい体質に繋がります。

最後の仕上げとして、体をゆっくりと回復させてあげる食事を取るようにしましょう。
回復食の注意点として、1食目はあまり糖質やカロリーの高いものは避けるようにしてください。

無理をしない

酵素ファスティングは、期間の長さに関係なく食事を抜くという行為です。
個人の健康状態や体質によって予想外の体調不良が出ることもあります。

脱水だけでなく、目眩や頭痛・過度の倦怠感など症状は様々です。
体だけでなく心にも負担がかかります。

せっかく始めた酵素ファスティングを成功させたい気持ちはわかります。
しかし、過度の違和感を感じるようであれば頑張りすぎずに中止も選択肢に入れましょう。

そして、専門機関や病院を受診してください。
また、持病があったり妊娠中の方は、酵素ファスティングを始める前に病院に相談して行う方が安全です。

酵素ファスティングで体の内側からきれいになろう!

酵素ファスティングで体の内側からきれいになろう

酵素ファスティングは、正しく行えば健康や美容効果を得ることができます。
やり方も、あなたの生活リズムや体質に合わせた方法を選ぶことで成功しやすくなるでしょう。

そして、酵素ファスティングは回数を重ねることで体質改善を保ったり進めることが可能となります。

さらに、睡眠の質の向上や精神の安定などメンタルケアの要素もあります。
メンタルが整うことで穏やかな生活へつながっていくかもしれません。

しかし、酵素ファスティングには注意する点もあります。
体に負担がかかる行為でもありますので、無理をしないで正しい方法で行うようにしましょう。

また、正しく行っていても予想外の体調不良の場合には中止や病院への受診をしてください。

酵素ファスティングは、いつでも、何度でも出来ます。
うまくいかなくても、また次があります。
焦らず自分のペースで正しく行うようにしましょう。

今回の説明が、あなたの生活に根付くような酵素ファスティングの手助けとなれば幸に思います。

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執筆者
中山直紀

東洋文化の薬膳と心理カウンセリングの知識を結集し、バランスの取れた健康を提案する専門家です。イタリアンレストランのオーナーシェフとしての経験から得た創造力と繊細な味わいを、WEBライティングの世界に活かしています。私の好きなことは、健康で充実した人生を送るための情報をお届けすることにあります。あなたの心身の健康を薬膳や心理学の視点からサポートし、自己成長や幸福感の向上を促します。魅力的で分かりやすい文章で、読者の心に響くコラムをお届けしたいと思っています。一緒に理想のライフスタイルを築きましょう。

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