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メタボパパも喜ぶ! バレンタインスイーツを作ろう!

執筆者 金子あきこ | 更新日:2017.2.28
バレンタイントップ画像

もうすぐバレンタインですね。旦那さまやお子様にチョコレートスイーツはいかがですか? 「でも、うちのパパはおなかが出てるから甘いものは控えてもらわないと……。」なんて悩んでいるママは必見です!

発酵食品×チョコでメタボパパにもうれしい代謝UPチョコレートがつくれますよ! 今年のバレンタインは手作りチョコで驚かせちゃいましょう!

チョコレートも発酵食品だった!

カカオ豆

チョコレートになる前のカカオの段階で発酵の工程があるとご存知ですか? 

カカオ豆は収穫してから、発酵、乾燥させた後に、チョコレートやココアの原料となります。ここでの発酵の工程は重要で、このさじ加減によりチョコレートやココアなどに加工されたときの風味が変わってきます。

どういうことかというと、カカオの種に含まれる酵素の活性を利用し、発酵させると、炭水化物やたんぱく質がチョコレートの香りの元を生成。ポリフェノールが苦味、渋みを抑えまろやかにします。これら成分の微妙な違いがチョコレートの美味しさの違いを生み出すというわけです。チョコレートになる前にこのような工程を行っていたんですね!

カカオに含まれる苦味成分であるテオブロミンは、脳を刺激し集中力を高めたり、自律神経を調節してリラックスする効果があります。さらに高揚感や幸福感をもたらすフェニルエチルアミンという物質が含まれているため、心の安定効果も期待できます。チョコレートが食べたくなるときは幸せな気分を味わいたい時なのかもしれませんね。

チョコレートは美味しいだけでなく、身体にいい食べ物だとわかったところで、早速、発酵食品とチョコレートを組み合わせて、メタボパパが喜ぶチョコレートスイーツを作っていきましょう!

◆塩こうじ入りトリュフ(9個分)

トリュフ

【材料】

(材料A)
 チョコレート  100g(板チョコ2枚分)
 牛乳  30㏄
 ラム酒  大さじ1

(材料B)
 コーティング用チョコレート 50g(板チョコ1枚)

(材料C)
 塩こうじ  小さじ1/2
 はちみつ  小さじ1

ココアパウダー  大さじ2

トリュフ材料

【作り方】

1:AとBのチョコレートを刻み、ステンレスのボールに別々に入れておく。

トリュフ工程①

2:Aのチョコレートを50度から60度のお湯で湯煎し溶かす。

トリュフ工程②

3:Aに牛乳とラム酒を加え練りながら冷ます(アルコールがダメな方は牛乳を大さじ1入れてください)。固くなってきたら、ラップをひいたバットにスプーンで落とし入れ、冷蔵庫で30分冷やす。

リサイズ_トリュフ工程③

4:ラップに包み丸める。

トリュフ工程④

5:Bのチョコレートを50度から60度の湯煎で溶かす。

《Point》
綺麗に作りたい場合は湯煎で溶かした後、チョコの温度を25度くらいまで一度下げ、再び30度になるまでゴムベラで練る(耐熱の温度計が必要)。

6:4のチョコレートを串にさし、Bのチョコレートでコーティングしていく(発泡スチロールなどがあると便利)。この状態で冷蔵庫又は10度以下のところに30分おいておく。

トリュフ工程⑤

7:Cを合わせ、6を絡めてココアパウダーを振る。

トリュフ工程⑥ トリュフ工程⑦

一般的なトリュフは生クリームを使用しますが、カロリーを抑えるために牛乳を使用しています。

塩こうじを加えることで、チョコレートに含まれる糖分の代謝を高めます。食べすぎ防止のために、9個と少量作れるレシピになっていますので、たくさん作りたい場合は倍増してください。

お子様にはこちらのバレンタインスイーツがおすすめ!

【ふんわりチョコパンケーキ(2枚分)】

チョコパンケーキ

【材料】

(材料A)
 ホットケーキミックス  100g
 ココアパウダー  小さじ1
 卵Mサイズ  1個
 酢  小さじ2

(材料B)
 チョコレート  30g
 生クリーム  大さじ3

油  適量
粉砂糖  少々
苺、キウイなどお好みのフルーツやトッピング

【作り方】

1:Aを混ぜ合わせる。ハート型の内側に油を塗っておく。

2:熱したフライパンに油をひき、ハート型乗せ、1で混ぜたAを流し込む。
  弱火で焼き、プツプツしてきたら、裏返し4~5分焼く。

3:ハート型から外し、冷ます。

4:Bのチョコレートを細かく刻み、50度から60度の湯煎にかけて溶かし、生クリームを加えてソースを作る。

5:お好みのフルーツなどでトッピングする。

発酵食品であるお酢を加えて作るパンケーキ! 意外な組み合わせに驚いた方もいたかもしれません。ホットケーキミックスに酢を加えることで、ホットケーキミックスに含まれている炭酸水素ナトリウム(重曹)が酢と反応して気泡を作るため、ふんわりしたパンケーキができます。

いかがでしたか? 
発酵食品をちょいたしすることで、代謝をUPしたりおいしく作れたりと、いいことがたくさん生まれます。1つのレシピで使われる発酵食品の量は少量ですが、こまめに使うことで、たくさんの量の発酵食品を摂ることができますから、ぜひ食卓に取り入れてみてくださいね。

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執筆者
金子あきこ

管理栄養士、節約美容料理研究家。1978年、大阪府生まれ。東京家政大学短期大学部栄養学科卒業後、特別養護老人ホームやデイサービス、幼稚園にて献立作成、栄養事務、調理業務などに携わる。ごはんとお味噌汁を中心としたシンプルな食生活により、体重減少そして体重維持ができ、肌がキレイになった。実体験をもとに、健康や美容に関するコラム執筆やセミナー、レシピ提供など幅広く活躍中。2児の母。 節約美容料理研究所  http://setuyakubiyouryouri.jimdo.com/

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