もうすぐバレンタインですね。旦那さまやお子様にチョコレートスイーツはいかがですか? 「でも、うちのパパはおなかが出てるから甘いものは控えてもらわないと……。」なんて悩んでいるママは必見です!
発酵食品×チョコでメタボパパにもうれしい代謝UPチョコレートがつくれますよ! 今年のバレンタインは手作りチョコで驚かせちゃいましょう!
チョコレートも発酵食品だった!
チョコレートになる前のカカオの段階で発酵の工程があるとご存知ですか?
カカオ豆は収穫してから、発酵、乾燥させた後に、チョコレートやココアの原料となります。ここでの発酵の工程は重要で、このさじ加減によりチョコレートやココアなどに加工されたときの風味が変わってきます。
どういうことかというと、カカオの種に含まれる酵素の活性を利用し、発酵させると、炭水化物やたんぱく質がチョコレートの香りの元を生成。ポリフェノールが苦味、渋みを抑えまろやかにします。これら成分の微妙な違いがチョコレートの美味しさの違いを生み出すというわけです。チョコレートになる前にこのような工程を行っていたんですね!
カカオに含まれる苦味成分であるテオブロミンは、脳を刺激し集中力を高めたり、自律神経を調節してリラックスする効果があります。さらに高揚感や幸福感をもたらすフェニルエチルアミンという物質が含まれているため、心の安定効果も期待できます。チョコレートが食べたくなるときは幸せな気分を味わいたい時なのかもしれませんね。
チョコレートは美味しいだけでなく、身体にいい食べ物だとわかったところで、早速、発酵食品とチョコレートを組み合わせて、メタボパパが喜ぶチョコレートスイーツを作っていきましょう!
◆塩こうじ入りトリュフ(9個分)
【材料】
(材料A)
チョコレート 100g(板チョコ2枚分)
牛乳 30㏄
ラム酒 大さじ1
(材料B)
コーティング用チョコレート 50g(板チョコ1枚)
(材料C)
塩こうじ 小さじ1/2
はちみつ 小さじ1
ココアパウダー 大さじ2
【作り方】
1:AとBのチョコレートを刻み、ステンレスのボールに別々に入れておく。
2:Aのチョコレートを50度から60度のお湯で湯煎し溶かす。
3:Aに牛乳とラム酒を加え練りながら冷ます(アルコールがダメな方は牛乳を大さじ1入れてください)。固くなってきたら、ラップをひいたバットにスプーンで落とし入れ、冷蔵庫で30分冷やす。
4:ラップに包み丸める。
5:Bのチョコレートを50度から60度の湯煎で溶かす。
《Point》
綺麗に作りたい場合は湯煎で溶かした後、チョコの温度を25度くらいまで一度下げ、再び30度になるまでゴムベラで練る(耐熱の温度計が必要)。
6:4のチョコレートを串にさし、Bのチョコレートでコーティングしていく(発泡スチロールなどがあると便利)。この状態で冷蔵庫又は10度以下のところに30分おいておく。
7:Cを合わせ、6を絡めてココアパウダーを振る。
一般的なトリュフは生クリームを使用しますが、カロリーを抑えるために牛乳を使用しています。
塩こうじを加えることで、チョコレートに含まれる糖分の代謝を高めます。食べすぎ防止のために、9個と少量作れるレシピになっていますので、たくさん作りたい場合は倍増してください。
お子様にはこちらのバレンタインスイーツがおすすめ!
【ふんわりチョコパンケーキ(2枚分)】
【材料】
(材料A)
ホットケーキミックス 100g
ココアパウダー 小さじ1
卵Mサイズ 1個
酢 小さじ2
(材料B)
チョコレート 30g
生クリーム 大さじ3
油 適量
粉砂糖 少々
苺、キウイなどお好みのフルーツやトッピング
【作り方】
1:Aを混ぜ合わせる。ハート型の内側に油を塗っておく。
2:熱したフライパンに油をひき、ハート型乗せ、1で混ぜたAを流し込む。
弱火で焼き、プツプツしてきたら、裏返し4~5分焼く。
3:ハート型から外し、冷ます。
4:Bのチョコレートを細かく刻み、50度から60度の湯煎にかけて溶かし、生クリームを加えてソースを作る。
5:お好みのフルーツなどでトッピングする。
発酵食品であるお酢を加えて作るパンケーキ! 意外な組み合わせに驚いた方もいたかもしれません。ホットケーキミックスに酢を加えることで、ホットケーキミックスに含まれている炭酸水素ナトリウム(重曹)が酢と反応して気泡を作るため、ふんわりしたパンケーキができます。
いかがでしたか?
発酵食品をちょいたしすることで、代謝をUPしたりおいしく作れたりと、いいことがたくさん生まれます。1つのレシピで使われる発酵食品の量は少量ですが、こまめに使うことで、たくさんの量の発酵食品を摂ることができますから、ぜひ食卓に取り入れてみてくださいね。