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酸っぱいもので肌荒れ知らず、風邪知らず

執筆者 藤岡 操(ふじおか・みさお) | 2016.10.25
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10年近く前のことだけれど、会社勤めをしていた頃の私は、1年の1/4ぐらいは風邪気味だった。とにかく疲れたり寝不足が続くと、風邪をもらいやすく、カラダがだる~い、喉が痛~いといった状態に陥りやすかった。それもよくある話だったので、特に寝込むこともなく、仕事を休むこともなく、当時の同僚に会うと「風邪ひいてるのに元気だったよね~」と、いまだに言われる。

学生の頃は部活に励んで体を鍛えていたし、20代は釣り雑誌の編集部に所属し、1年のうち100日近くは船に乗って釣りをして、美味しい魚をたんまり食べていた。その後、栄養士の免許を取り、栄養の知識を得たにもかかわらず、30代前半はあまりにも仕事が忙しく、1日の食事はバームクーヘンとコーヒーのみなんて事も多々あった。そりゃあ風邪ぐらいひくわ……。

そんな私も今や風邪知らず。アラフォーになり、あんなに風邪っぴきだったのがウソのよう!

その理由のひとつは、睡眠。仕事に終われ、会社のデスクにかじりついたまま徹夜を繰り返していた頃に比べると、睡眠時間が格段に増えた。今は平均7時間。徹夜気味になったとしても、翌日は昼寝をして頭とカラダをスッキリさせるようにした。これだけでかなり体調がよくなり、お肌も髪も荒れなくなった。

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右は鎮江香醋(ちんこうこうず)。餅米を原料に長期間発酵させた黒酢の一種で、甘味があってとても風味豊か。シュウマイ、ギョウザ,小籠包と相性抜群。左のバルサミコ酢は炒め物にもよく使います

考えられるもうひとつの理由は、酸っぱいもの。私の実家は、とにかく酸っぱいものが大好きで、食卓にはかなりの頻度で酢や梅干しを使った料理が登場していた。シメサバは塩をしたサバを昆布で挟み、酢とレモンだけで仕上げていたし、なまり節(カツオを蒸したもの)を酢醤油とたっぷりの千切りのショウガで食べるのも定番だった。サバの煮物といえば甘みを加えない梅干し煮だったし、漬け物はぬか漬けとすぐき漬け、父の大好物だった牛肉のタタキは、たっぷりのスライス玉ねぎをのせて、酢醤油かポン酢をかけて食べていたのをよく覚えている。

30代半ばごろから自宅で仕事をするようになり、時間と気持ちに余裕ができると、カラダが覚えているのか、自然と酸っぱいものを食べる習慣が戻ってきた。

ベランダ菜園で取れたミニニンジンを丸ごとピクルスにしたり、クリームチーズとザワークラウトでサンドイッチを作ったり。疲れたなーと思うと無性に食べたくなるのは、ショウガ酢醤油で食べるなまり節、キャベツとゆで鶏のマリネ、パセリとツナと玉ねぎとトマトのマリネ、あと、玉ねぎのレモンマリネも大好き。夏になるとゴーヤの梅和えもよく食べるし、ごはんのおともには、よく漬かった酸っぱいぬか漬け! 挙げるときりがないほど酸っぱいもののオンパレード。

なかでも特に好きなのが、お酢や漬け物、ザワークラウトなどの発酵系の酸味。改めて考えてみると、ヨーグルトなど動物性発酵食品の酸味より植物性のほうが好きみたい。

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取材先で、某映画監督の元気の素だと聞いて仕込んでみたのが、酢漬けニンニク。皮を剥いた生のニンニクをお酢に漬けて約1年置いたら食べごろ。これが最強!

もちろんこれは私の好みにすぎないのだが、ラッキーなことに、これがカラダ、とりわけ腸を元気にするのに役立っているようで、毎日快腸! おかげで風邪を引かなくなったのかもしれない。

なぜ、快腸になると風邪を引かなくなるか? 発酵食品に含まれる乳酸菌には腸内環境を整える働きがあることはご存じだと思うが、生きて腸に届きやすいのは植物性乳酸菌。つまり、私の好きな酸っぱい食材に含まれる植物性乳酸菌が、効率よく腸内環境を整えてくれるのだ。「免疫の要」とも言われる腸が元気になれば、自然と免疫力がアップし、風邪やその他の病気にもかかりにくくなる。おまけに「腸は肌の鏡」だから、腸が元気だとお肌も元気に! まさにいいことずくめ。

もうひとつ、忘れちゃいけないのがお酢のパワー。お酢の酸味は酢酸によるもので、体内でクエン酸へと変化し、デトックスやアンチエイジングをサポートしてくれる。ほかにも、食後血糖値の急上昇を防ぎダイエットを後押ししたり、血液サラサラ、冷え予防にも働き、生野菜に多く含まれる酵素の働きを活性化させる働きもあるのだとか。

いいこといっぱいの酸っぱいもの。嫌いじゃなければ、ぜひこまめに取り入れてみて!

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藤岡 操(ふじおか・みさお)

執筆者
藤岡 操(ふじおか・みさお)

フードコーディネーター、栄養士。釣り雑誌の編集、フードカタログの編集に携わった後、栄養士の資格を取得し、出版社勤務を経て独立。現在は編集者として雑誌、広告で活躍する他、レシピ提案、料理スタイリングも行う。ライフスタイル誌、ダイエット本、筋トレ本の編集経験も多数。著書に『ワインに合うおうちバルレシピ123』『ビールおつまみ123』『おうち呑みレシピ123』(以上、枻出版社)などがある。

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監修

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圓尾和紀(まるお・かずき)

管理栄養士。静岡県立大学で修士号を取得後、管理栄養士として総合病院に勤務。現在は独立し、日本の伝統食とファスティングの良さを伝える活動に携わる。メディア出演多数、著書 『一日の終わりに地味だけど「ほっとする」食べ方』(2017年)。

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