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侮るなかれ! 海苔は美容と健康の宝箱!

執筆者 藤岡 操(ふじおか・みさお) | 2017.1.4
海苔

私は大の海苔好きだ。おにぎりは必ず大きな海苔で巻いて食べるし、クリームチーズと塩昆布を海苔で包んで白ワインのおつまみにしたり、春菊のサラダにちぎった海苔を散らしたり、味噌汁に海苔をもんで入れたり、隙あらば海苔を使う。20代の頃は、釣り雑誌の記者をしていた関係で、漁師さんに教わって海苔漉きをしたこともある。

他にも海苔は、みんなが大好きな手巻き寿司や海苔巻き、軍艦巻きにだって欠かせないのに、家に海苔を常備しているという人は意外と少ないらしい……。友だちに聞いてみても、海苔を食べるのはコンビニのおにぎりやスーパーで納豆巻きを買ってきたときぐらいだという。

海苔を巻いたおにぎり

おにぎりの相棒は絶対海苔! たとえ具がなくても、海苔とひとつまみの塩があれば美味しいおにぎりになります。血糖値抑制作用があるので、糖質太り対策にもぴったり!

ショック……。こんなに美味しくて、栄養もたくさん含まれているのに……。そこで、今回は、海苔の美容&健康パワーと、美味しさのヒミツをもっと知ってもらわねば! と勝手な使命感に燃えたわけだ。

でも、家に海苔がなくても、意識して食べていなくても、海苔が嫌いだ、という人にはあまり出会ったことがない。だって、海苔には美味しい成分がたくさん含まれているから! そういえば、知人の子どもは、離乳食の頃から海苔が大好きで、ご飯を海苔でサンドして、手でつまめるくらいの小さな角切りにした〝海苔サンド〟を一生懸命食べたかと思えば、その後は、海苔だけをちぎってつまんでパクパク食べていた。素材の旨味に敏感な赤ちゃんは、海苔の旨味をちゃんと知っているのだ。

海苔に含まれているのは、昆布と同じ旨味成分のグルタミン酸、カツオ節と同じイノシン酸、干しシイタケと同じグアニル酸。三大旨味成分がたっぷり含まれているのだから、だしを食べているようなもの。美味しいのは間違いなし!

脂こってりの肉食が好きでなかなか止められないという人は、海苔のパワーを活用してみるのもおすすめ。食事の最初に海苔の味噌汁をいただけば、お腹だけでなく脳もしっかり満足感を得られる。だしの旨味成分には脂の魔力に打ち勝つ力があるのだ。

磯海苔

磯海苔はとてもいい香り。そのままだとサクサク、汁物に入れるととろりと溶けます。朝食なら、ほかほかご飯に卵と一緒にのせて少し醤油を垂らすだけでも絶品です!

続いては、栄養成分。薄くて軽いから、栄養なんてわずかでしょ? と思った人は大間違い。巻き寿司に使う1枚3gに、美肌や貧血予防、代謝UPに欠かせない葉酸は24%、造血に働くビタミンB12はなんと72%も含まれている!(いずれも1日推奨量に対して) 

海苔の手巻き

普段の食事でも手軽に海苔は取り入れられます。ごはんとふりかけやしぐれ煮などをのせて、手巻き風にすれば、1~2枚はペロリといけます。貧血や疲労改善、美肌づくりも役立つので、手軽に取り入れてみて!

他にも、お通じ改善に欠かせない食物繊維、免疫強化をサポートするカロテン、美肌やストレス対策に必須のビタミンC、脂質代謝を促すビタミンB2もしっかり含有。

こんなに栄養価が優れているのに、カロリーは1枚3gあたり6kcal! おまけに血糖値の急上昇を予防し、体脂肪増加を抑制する効果もあるから、糖質源のごはんや麺の相棒にぴったりなのだ(ちなみに私は、深夜にミニおにぎりを食べるときは、必ず焼き海苔で巻くのをルールにしています。血糖値の急上昇を防げて、翌朝のお通じにも役立つ、おまけに美味しい! 一石三鳥です)。

磯海苔の味噌汁

磯海苔は風味豊かですごく美味。小町麩と一緒に味噌汁に入れ、ねぎとごま、おろしショウガを加えていただくのがお気に入りです。だしを取るのが面倒なときは、お湯に味噌を溶き、そこに磯海苔を混ぜるだけでも美味しくできます。

海苔は日本を代表する素晴らしい食材。今や和食が注目を浴び、海外でも食べられるようになったが、実は、味付けされていない海苔を消化できるのは、日本人だけ! 日本人は昔から海苔を食べ続けてきたため、海苔を分解する腸内細菌を持っているからなのだそう。

こんなに美味しくて美容と健康にいい海苔を、消化できるカラダにしてくれた、日本のご先祖様たちに感謝!

海苔

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藤岡 操(ふじおか・みさお)

執筆者
藤岡 操(ふじおか・みさお)

フードコーディネーター、栄養士。釣り雑誌の編集、フードカタログの編集に携わった後、栄養士の資格を取得し、出版社勤務を経て独立。現在は編集者として雑誌、広告で活躍する他、レシピ提案、料理スタイリングも行う。ライフスタイル誌、ダイエット本、筋トレ本の編集経験も多数。著書に『ワインに合うおうちバルレシピ123』『ビールおつまみ123』『おうち呑みレシピ123』(以上、枻出版社)などがある。

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監修

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圓尾和紀(まるお・かずき)

管理栄養士。静岡県立大学で修士号を取得後、管理栄養士として総合病院に勤務。現在は独立し、日本の伝統食とファスティングの良さを伝える活動に携わる。メディア出演多数、著書 『一日の終わりに地味だけど「ほっとする」食べ方』(2017年)。

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