発酵食品と酵素の力で、いつまでもキレイで健康にくらす!

専門家インタビュー
美醸ラボトップコラム一覧 > 流行の〝グルテンフリー〟ダイエット。その真実とは……?

流行の〝グルテンフリー〟ダイエット。その真実とは……?

執筆者 藤岡 操(ふじおか・みさお) | 2016.12.27
グルテンフリー食材

以前、「緩~く楽しく続ける〝グルテンフリー〟ダイエット」というコラムを書き、実践してみます! と高らかに宣言した。果たして、その結果は……?

というわけで、私が〝グルテンフリー〟について調べたこと、そして私の食生活と、カラダの変化についてのご報告をしよう。

そもそも、〝グルテンフリー〟がカラダに良いとされ始めたのは、隠れグルテンアレルギーの人が、グルテンを含む小麦粉をカットしたところ、劇的に体調がよくなったという話が広まったのがきっかけ。そこから、海外のモデルや有名スポーツ選手や、オリンピックの代表選手たちがこぞって実践し、痩せた! 集中力がアップした! などの体験談がみるみる広まり、グルテンを除去する食事がブームとなったというわけだ。

さて、ここで気になるのが、果たして本当にグルテンは悪者なのか? ということ。たしかに、グルテンアレルギーやセリアック病というグルテンが原因の疾病を持つ人は、グルテンを避けるべき。だが、そうではない場合、グルテンを避ける必要はないはずだ。 

ならば、なぜ、〝グルテンフリー〟の効果を得られた人がたくさんいるのだろう? 

小麦粉を使った食品は、何かと太りやすいものが多い。油を吸った揚げ物の衣、スープにも脂を多く含むラーメン、クリームやバター、砂糖たっぷりで高カロリーのケーキや焼き菓子……。これらをよく食べていた人が、グルテンフリーを実践することで、大幅にカロリーをカットしたなら、それだけで十分痩せられるし、血糖値の乱れが改善されれば、頭もスッキリするはずだ。

ふむふむ。もしかすると、〝グルテンフリー〟で痩せて、体調がよくなるのは、糖質の摂取量を減らすことと近い理由なのかもしれない! こう考えると〝グルテンフリー〟の縛りはもっと緩やかでいいはずだ。

そこで「藤岡流〝グルテンフリー〟のルール」を考えてみた。

1.小麦麺は週1~2回以内
2.パンやケーキはシンプルなものに限る
3.揚げ物は週1回以内

こんなにハードルが低くて大丈夫だろうか? と思うかもしれないが、振り返ってみると、以前はランチはほぼ毎日パスタや焼きそば、パンのメニューだったから、小麦粉メニューを食べる回数は大幅に減ることになる。パンやケーキ、焼き菓子は、できるだけシンプルな材料のものを選ぶだけで、無駄な添加物や脂質を減らすことができる。揚げ物は元々それほど食べないけれど、外食や飲み屋さんではついカツや唐揚げなどを選びがちなので、これも効果はありそうだ。

もはや、〝グルテンフリー〟ではないかもしれないけれど、そもそも私の目的は、自分のカラダが快適になる食事。だから、これでいいのだ!

トウモロコシの炊き込みご飯

4~5年前に撮ったランチの写真。当時マイブームだったナポリタンをおかずにトウモロコシの炊き込みご飯のでっかいおにぎりを食べるという豪快っぷり! 野菜もたくさん添えているものの、明らかに糖質過多です……

というわけで、いざ、実践。かれこれ2カ月(ピザやお好み焼きをガッツリ食べた日もありました!)実践してみて感じたのは、ご飯を食べる機会が増えたけれど、特に太ることはなく、カラダはいたって軽やか。以前は12時にパンや麺のランチを食べると、19時には腹ペコで夕食をがっついていたのだが、そこまで腹ペコにならなくなった。

19時の夜ごはん後も、以前は夜12時を過ぎる頃にはお腹が空いて、ミニおにぎりやクラッカーにチーズをのっけて食べていたのが、ほとんど不要になった。翌朝の目覚めがスッキリ! カラダが軽い! これは本当に大きな収穫。空腹は脂肪蓄積のスイッチだから、太りにくいカラダを維持するためにもいい傾向だ。

もうひとつ、明らかに変化したのがお肌と髪。私はもともと肌も髪もすごく弱く、乾燥しやすい性質だ。特に冬は「保湿命」なのだが、今年は不思議と潤い気味だった。食事の影響だけではないかもしれないが、いわゆる乾燥毛穴も目立たなくなった気がするし、髪の毛は何もしていないのに、今年の秋冬に限って「髪ツヤツヤ。シャンプー何使ってるの?」と何度か聞かれた。

特別なお手入れはしていないので、なんとも摩訶不思議だが、もし、グルテンフリー以外の要因があるとするなら、それはお麩だ。この秋冬は、仕事でお麩を使うことが重なり、お麩を頻繁に食べている。この数年で、お麩を口にしたのは1~2回だから、食べる回数も量も激増中なのだ。

車麩

車麩は食べ応えが抜群で煮物に活躍。小町麩はそのまま味噌汁や煮物に入れたり、手軽に使えます。ビタミンCと合わせて摂れば美肌効果抜群です。高野豆腐は豆腐が原料なので、グルテンフリー!

もちろん、〝グルテンフリー〟の考えからすると、グルテンの塊であるお麩はカットすべき食材。だけれど、お麩にはコラーゲンの仲間であるプロリンというアミノ酸がたくさん含まれていて、アレルギーでない限り、カラダに悪い要素はひとつもない。むしろ、優れた美肌食材! 

グルテンが含まれる小松菜と車麩のチャンプルー

麩は炒め物にも使えます。これは小松菜と車麩のチャンプルー。麩は水に10分ほど浸け、水気を切ってから、塩コショウした卵液に浸して、野菜と一緒に炒めるだけ。おかか醤油をかけるのがおすすめ

この秋から冬にかけての約2カ月間、藤岡流緩~い〝グルテンフリー〟を実践してきてわかったのは、〝グルテンフリー〟という言葉に躍らされて、闇雲に実践するのではなく、正しい知識を得て、自分のカラダやライフスタイルに合わせて実践するほうが、無駄な制限やストレスがなく、より効果的だということ。何よりも、自分のカラダのことだから、自分自信でよく考えることが大切! 

私も、これが正解かはまだ分からないけれど、楽しく快適に実践できているから、自然と続けていけそう。興味がある人は、自分流の取り入れ方を探してみては?

グルテンフリー食材

この記事が気に入ったらシェア!しよう

FacebookやTwitterで更新情報を手に入れよう!

フォローする
藤岡 操(ふじおか・みさお)

執筆者
藤岡 操(ふじおか・みさお)

フードコーディネーター、栄養士。釣り雑誌の編集、フードカタログの編集に携わった後、栄養士の資格を取得し、出版社勤務を経て独立。現在は編集者として雑誌、広告で活躍する他、レシピ提案、料理スタイリングも行う。ライフスタイル誌、ダイエット本、筋トレ本の編集経験も多数。著書に『ワインに合うおうちバルレシピ123』『ビールおつまみ123』『おうち呑みレシピ123』(以上、枻出版社)などがある。

美醸ラボとは美醸ラボとは

30~50代の女性を対象に、キレイと健康の情報を提供するサイトです。 「ダイエット」「アンチエイジング」「更年期障害」の3つを柱として、専門家からのアドバイスや役立つ情報を紹介します。  とくに「発酵食品」と「酵素」に注目します。味噌、醤油、麹など伝統的な日本食に美と健康のヒントを発見するとともに、「酵素」のパワーを積極的に取り入れることを提案します。 30~50代の女性を対象に、キレイと健康の情報を提供するサイトです。 「ダイエット」「アンチエイジング」「更年期障害」の3つを柱として、専門家からのアドバイスや役立つ情報を紹介します。  とくに「発酵食品」と「酵素」に注目します。味噌、醤油、麹など伝統的な日本食に美と健康のヒントを発見するとともに、「酵素」のパワーを積極的に取り入れることを提案します。 発酵食品とは発酵食品とは 酵素とは酵素とは 更年期障害とは更年期障害とは

おすすめタグおすすめタグ

タグ一覧はこちら

人気記事ランキング人気記事ランキング

執筆者一覧執筆者一覧 キャラクター一覧キャラクター一覧 twitterでフォローするtwitterでフォローする

監修

監修

圓尾和紀(まるお・かずき)

管理栄養士。静岡県立大学で修士号を取得後、管理栄養士として総合病院に勤務。現在は独立し、日本の伝統食とファスティングの良さを伝える活動に携わる。メディア出演多数、著書 『一日の終わりに地味だけど「ほっとする」食べ方』(2017年)。

(c) 2016 Message Design Lab Inc.