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ファステイングすると腸内環境が変わるって本当? 実際に検査してみた

執筆者 圓尾和紀(まるお・かずき) | 2017.3.6
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わたしたちの腸の中には”腸内フローラ”と呼ばれる、まるでお花畑のように腸内細菌が広がっています。その数は実に100兆個にもおよび、重さにすると1〜2kgにもなるんだとか。そしてこの腸内環境のいかんによって、太りやすさや肌の状態の良さにも直結することが次々にわかっています。

この腸内環境を整えるには、もちろん普段の食生活が重要なのは言うまでもありませんが、短期間で劇的に腸内環境を改善する方法として”ファステイング”が注目されています。そこで今回は、ファステイングマイスターの資格も持つ筆者が、実際に自分の身体でファステイング前後の腸内環境を検査してみました。

自宅で手軽に腸内環境を調べられるサービスが登場

株式会社サイキンソーという会社が、自宅でも簡単に郵送で自分の腸内細菌の状態を調べられるサービス「マイキンソー」を提供しています。理化学研究所にも認定され、医療機関にも導入が進められている信頼度の高い検査です。

この検査では善玉菌とされている乳酸菌やビフィズス菌、酪酸菌などの多い少ない、女性ホルモンの働きを補う効果のある大豆イソフラボンがより効果的に働くために必要なエクオール菌がどのくらいいるか、太りやすさの度合いや病気にかかりにくくなると言われる菌の多様性がどれぐらいあるかなど、1回の検査でかなりたくさんの情報がわかります。

今回はこの検査キットを用いて、3日間のファステイングの前後で一ヶ月間の間を空けて腸内細菌の様子を調べてみました。なお、ファステイングは栄養の入った専用ドリンクを用いるミネラルファステイングで行っています。

3日間のミネラルファステイングのビフォーアフター

まずはファステイングを実施する前の状態の乳酸菌の結果がこちらでした。

乳酸菌生産割合チェック

管理栄養士という職業をしていて、発酵食品に関してコラムを書かせていただくなど、普段から意識して腸内環境にとって良い食事を心がけているおかげか、元から乳酸菌は平均より多いという結果が出ました。ホッと一安心です。

さて、これが3日間のミネラルファステイングでどう変わったのでしょうか。

乳酸菌生産割合チェック

こちらがファステイングを行ってから約2週間後の結果です。ニコちゃんマークの表情がパッと明るくなっていますが、数値で見ると5.77%から14.04%に劇的な勢いで増えていることがわかります。たった3日間ファステイングをするだけでこれだけ大きく腸内環境を改善できていることが数値で示されました。

ポイントはファステイング後の食事

このように素晴らしく効果のあるファステイングですが、ただ断食すれば良いというものではありません。特に重要なのがファステイング後の食事です。

ファステイングはまさに腸内環境のリセット。断食後の食事によって、また新しく腸内環境が作られていきます。この時に大事なのが善玉菌を応援してあげるような食事をとることです。間違っても悪玉菌に加勢するような食事をとってはいけません。

そのためには肉や乳製品、卵などは控えます。最初はお粥から始めますが、意識的にとりいれたいのが発酵食品です。ぬか漬け、甘酒、味噌、酒粕、納豆などの発酵食品をファステイング後に積極的にとることによって善玉菌が増えてくれます。

ファスティング

筆者の場合は、発酵食品に加えてファステイング時にも飲んでいた専用のドリンクを毎朝飲む習慣を続けました。このドリンクには植物性乳酸菌が51種類も含まれており、ファステイング時だけでなく、普段の腸内環境づくりにももってこいのドリンクなのです。

日頃の食生活も腸内環境を大きく左右している

このように短期間で一発で腸内環境を改善できるファステイングですが、だからといってファステイングさえしていれば良いというものではありません。普段の食生活も腸内環境に与える影響はとても大きく、食事が腸に与える影響についてさまざまな研究がされています。

たとえば、肉や卵などの動物性のものばかりをとるとわずか数日で腸内環境が悪化したり、逆に2週間ほど植物性の食事を中心にすると腸内環境が改善されるなどです。

発酵食

日本の発酵食品には”発酵”という菌のメリットもありますが、納豆にはオリゴ糖や食物繊維が含まれているように、菌だけでなく腸の中にいる善玉菌のエサとなる成分もとれるのが良いところです。定期的にファステイングをしつつ、普段の食生活でも発酵食品をとりいれる。この両方ができれば腸内環境はとっても良い状態に保つことができるんです。

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圓尾和紀(まるお・かずき)

執筆者
圓尾和紀(まるお・かずき)

管理栄養士。静岡県立大学で修士号を取得後、管理栄養士として総合病院に勤務。2013年より独立し、「日本人の身体に合った食を提案する」をテーマに日本の伝統食とファスティングの良さを伝える活動をしている。ファスティングのサポート、講演、コラム執筆、雑誌やTVなどのメディア出演など。自身のブログ「カラダヨロコブログ」でも日々食や健康の情報を発信している。 カラダヨロコブログ http://karada465b.minibird.jp/

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圓尾和紀(まるお・かずき)

管理栄養士。静岡県立大学で修士号を取得後、管理栄養士として総合病院に勤務。現在は独立し、日本の伝統食とファスティングの良さを伝える活動に携わる。メディア出演多数、著書 『一日の終わりに地味だけど「ほっとする」食べ方』(2017年)。

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