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だから水だけ断食はうまくいかない 体内の酵素を活性化させる栄養素とは

執筆者 圓尾和紀(まるお・かずき) | 2016.11.28
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以前の記事(年齢を重ねると減っていく!? 体内の酵素をムダにしない生活習慣3つ)で、酵素の大切さについてお話をしました。ダイエットやアンチエイジングにも役立つ酵素の節約ですが、実はそれ以外にもとっても大事なポイントがあります。

それは、「酵素が働くために必要な栄養素がある」ということです。代謝酵素を存分に働かせるファスティングも、水だけでやっても好ましい結果が出ないのは、水にはこの栄養素が入っていないからです。

今回は、体の中の酵素に仕事をしてもらうために必要な栄養素と、その簡単なとりかたをご紹介します。

酵素にとってはビタミンとミネラルが“バッテリー”

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きゅうりの浅漬

その栄養素とは、ズバリ、ビタミンとミネラルです。酵素はドーナツのように真ん中がぽっかり空いた形をしており、そこにビタミンやミネラルがカポッとハマって初めて機能を発揮します。ケータイのバッテリーのようなものですね。

ビタミンとミネラルといっても、30種類近くありますが、酵素は何万種類とあり、それぞれ必要とする栄養素が違うので、組み合わせを考えると気が遠くなりますが、これがうまいこと噛み合って体は機能しているのです。

ビタミン不足で肌が荒れるのも、酵素が働かなくなるから

肌が荒れたりして調子が悪くなると「ビタミン足りてないのかな……」と思ったりしますよね。これはその通りで、たとえばビタミンA、B群、Cなどのビタミンは、肌の新陳代謝を担当する酵素のバッテリーとして働いています。これらが欠けると、肌の細胞を作る酵素は仕事ができなくなるので、肌が荒れてきてしまうわけです。

「ビタミンやミネラルをしっかりとりましょう」と言われるのは、酵素が働くためには必須の栄養素で、体の中で作り出すことができないから、というわけです(ビタミンやミネラルの種類によっては、それ以外の働きを担っているものもあります)。

栄養素は覚えなくて良い! 「まごわやさしい」食事

ここまで読むと、「そんなに複雑なビタミンとミネラルを、食事からきちんと必要な量とるのは大変そう……」と思われるかもしれませんが、ご安心ください。プロの栄養士ですら、そんなふうに考えたり計算して日頃の食生活を送ってはいません。

ここで、私も普段から実践している“計算いらずの必殺食事法”をご紹介しましょう。

それが、「まごわやさしい」食事というもの。これさえ押さえておけば、自宅で食事をとる時も、外食する時にも応用でき、簡単に酵素が働くための栄養素を不足することなくとることができますよ。

この食材を揃えるだけで、栄養バランスが整う

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納豆は「まごわやさしい」の「ま」。しかも発酵食品!

「まごわやさしい」とは食材の頭文字をとったものです。その食材とは、

「ま」・・・豆=大豆製品

「ご」・・・ゴマ=ナッツ類

「わ」・・・わかめ=海藻類

「や」・・・野菜

「さ」・・・魚=魚介類

「し」・・・しいたけ=きのこ類

「い」・・・いも=いも類

のことを指します。

これらはそれぞれ豊富に含まれる栄養素が違っており、「まごわやさしい」をまんべんなく揃えることで、計算せずとも各種のビタミン・ミネラルが不足せずにとりきることができるようになるという優れものです。

しかも、これらの食材は、日本という地形条件の中で昔から食されてきた、日本人が慣れ親しみ、身体に馴染んだ食べもの。消化に負担をかけないので、消化酵素のムダ使いを防ぐことにもつながる、スゴい食材たちなのです。

「まごわやさしい」を唱えてから食べるものを選ぼう

とは言っても、毎食毎食「まごわやさしい」すべてを揃える必要はありません。1日の中で、また1週間の中で「偏りなく食べられたかな?」と確認できればオーケーです。

スマホやメモ帳に「まごわやさしい」と書き、その食材を食べたら「正」の字を一角ずつ書いていき、目で確認してみても良いでしょう。

家で料理をされる方は、買い物する時にも真価を発揮します。スーパーのカゴの中に「まごわやさしい」が全部揃っていれば合格。その食材たちを使って料理を作れば、自動的にすべてが揃った食事をすることができますよ。

私はいつも宅配サービスで食材を購入しているのですが、その時も「まごわやさしい」を1つずつはカートに入れて注文するようにしています。胃腸も休まるので、外食が続いた時にもぜひ活用していただきたい食事法です。ぜひ、お試しくださいね。

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圓尾和紀(まるお・かずき)

執筆者
圓尾和紀(まるお・かずき)

管理栄養士。静岡県立大学で修士号を取得後、管理栄養士として総合病院に勤務。2013年より独立し、「日本人の身体に合った食を提案する」をテーマに日本の伝統食とファスティングの良さを伝える活動をしている。ファスティングのサポート、講演、コラム執筆、雑誌やTVなどのメディア出演など。自身のブログ「カラダヨロコブログ」でも日々食や健康の情報を発信している。 カラダヨロコブログ http://karada465b.minibird.jp/

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圓尾和紀(まるお・かずき)

管理栄養士。静岡県立大学で修士号を取得後、管理栄養士として総合病院に勤務。現在は独立し、日本の伝統食とファスティングの良さを伝える活動に携わる。メディア出演多数、著書 『一日の終わりに地味だけど「ほっとする」食べ方』(2017年)。

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