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醤油麹を使った美味しい料理のレシピ3選|栄養たっぷり簡単メニュー

執筆者 圓尾和紀(まるお・かずき) | 更新日:2017.2.28

以前に美醸ラボの記事でも紹介させていただいた醤油麹。皆さんはもう作られましたか? もしまだという方がいたらこちらの記事で紹介していますので、ぜひ作ってみてくださいね。

さて、この醤油麹。とにかく美味しいので「かけるだけ」でも十分楽しめます。たとえば卵かけごはんも醤油を醤油麹に変えるだけでビックリするぐらい美味しくてハマってしまう人もたくさんいらっしゃいます。納豆のタレとしても一度使うと手放せなくなります。

でも、せっかく醤油麹を自家製で作ったのならもっと使い倒さないともったいないです。ということで今回は醤油麹を使った簡単料理のレシピをご覧に入れたいと思います。

(1)醤油麹玉子焼き

醤油麹玉子焼き

【材料(2人分)】

・卵 2つ
・醤油麹 大さじ1/2
・青ねぎ 4本
・油 大さじ1

【作り方】

1:ボウルに卵を割り入れ、菜箸で溶く。醤油麹と刻んだ青ねぎを入れて混ぜておく。
2:玉子焼き用のフライパンに油をひき、よく熱する。卵液をつけた菜箸をフライパン表面にサッと走らせて「ジュッ」というようになったら頃合いです。
3:卵液を3回ほどに分けて流し入れては巻いていく。巻きすで形を整えたら出来上がり。

【一言メモ】

醤油麹を使うことで自然な甘味が加わって美味しい玉子焼きに。今回ねぎは白ねぎの緑の部分を刻んで使いましたが、お好みで。油は、米油を使うとトコトリエノールという抗酸化成分がとれてアンチエイジング効果がアップし、あっさりした上品な味わいになります。

(2)マグロ醤油麹漬け丼

マグロ醤油麹漬け丼

【材料】

・生食用マグロ切り落とし 100g
・醤油麹 大さじ1
・亜麻仁油 大さじ1
・卵黄 卵1個分
・わさび 適量

【作り方】

1:ジップロック等の袋に、マグロと醤油麹と亜麻仁油を入れてよくもんで混ぜる。冷蔵庫で1時間ほど寝かせる。
2:丼にごはんを盛り、その上に1を載せる。真ん中に少し空間を空けて卵黄を載せ、わさびを添えたら出来上がり。

【一言メモ】

麹菌の働きでマグロの身がやわらかくなります。お好みで亜麻仁油をかければさらにまろやかになって、まるでトロを食べているよう。冷蔵庫に入れる時間をもう少し長めにすると、よりやわらかくなります。

ちなみに、盛り付けでは見栄えの都合上卵黄だけを載せていますが、僕は食べる時に白身も一緒に入れて混ぜちゃいます。海苔を散らしても美味しいですね。

(3)白菜の醤油麹甘酢漬け

白菜の醤油麹甘酢漬け

【材料】

・白菜 200g(葉4枚ほど)
・天然塩 小さじ1
・米酢 大さじ1と1/2
・砂糖 大さじ1
・醤油麹 小さじ1
・柚子皮 適量

【作り方】

1:白菜を食べやすい大きさにザクザク切り、ボウルに入れる。塩を振って軽く揉み込み、水分を出す。
2:ジップロックなどの袋に調味料と細く刻んだ柚子皮を入れる。白菜の水分が出たら少しずつ取り、手でギュッと絞って袋の中に入れて調味液をなじませる。
3:冷蔵庫で1時間以上置いたら出来上がり(1日2日ぐらい置くとさらに漬かって美味しくなります)。

【一言メモ】

今が旬の白菜。鍋で使って残ったものもこうすれば常備菜に早変わりです。あまり栄養がないように見える白菜ですが、実は女性が不足しがちなカルシウムが豊富な野菜。また、代謝に関わるマグネシウムや美肌に欠かせないビタミンCも含んでいるので、美容にも嬉しい効果が期待できそうです。
柚子皮の代わりに鷹の爪を入れてピリ辛にしても美味しくいただけます。

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醤油麹のレシピを今日の食事で試してみて!

ということで、今回は醤油麹を使った料理を3つご紹介させていただきました。ご覧の通り、醤油麹は醤油と同じ感覚で気軽に使うことができます。

マグロの漬け丼のところでふれたように、麹菌には肉をやわらかくする働きがあるので、魚や肉を漬け込んで焼いても美味しいですよ。いろんな料理に応用して、自分なりの醤油麹料理の持ちネタを増やしてみてくださいね。

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執筆者
圓尾和紀(まるお・かずき)

管理栄養士。静岡県立大学で修士号を取得後、管理栄養士として総合病院に勤務。2013年より独立し、「日本人の身体に合った食を提案する」をテーマに日本の伝統食とファスティングの良さを伝える活動をしている。ファスティングのサポート、講演、コラム執筆、雑誌やTVなどのメディア出演など。自身のブログ「カラダヨロコブログ」でも日々食や健康の情報を発信している。 カラダヨロコブログ http://karada465b.minibird.jp/

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